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富士通株式会社

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AI市場の裾野を広げる、日本発のディープラーニング専用プロセッサに注目

今後ますます拡大が期待されるAI市場。その鍵を握るともいわれるのが、ディープラーニングを高速化するための専用プロセッサだ。2019年中にも市場に投入される計画という、日本発のAIプロセッサに迫る。

要約

 さまざまなビジネスに変革をもたらし、これからの世の中を変えていくと期待されるAI(人工知能)。その中でも特に注目されている技術が、実際のデータを学習することで、幅広い対象に応用でき、高い認識精度が得られる「ディープラーニング」だ。しかし、学習の際には膨大なデータに対し複雑な演算を繰り返す必要があり、学習用のシステム基盤に要する負担を懸念する企業も多い。

 本資料は、そんなディープラーニングシステムに対して、果敢な挑戦を続けている企業で活躍する、プロセッサ開発エンジニアから話を聞いたレポートだ。同社はこれまでにもディープラーニング向けのクラウドサービスや専用システム基盤などを市場に投入してきた。そして現在、より演算効率を高めたディープラーニング専用プロセッサの開発を進めており、2019年中には市場に投入する計画だ。

 この日本発のAIプロセッサでは、消費電力当たりの処理能力において競合プロセッサの約10倍という、非常に高い性能を目指している。経験豊かなエンジニアが語る、その性能を実現するための技術は同社ならではのものであり、AIの裾野を広げたいとの言葉が高度な技術に裏打ちされているものだと分かる。

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