レポート
ニュータニックス・ジャパン合同会社
理想のIT運用モデルは? 調査で見えたクラウドへの取り組みの課題と解決策
パブリッククラウドのビジネス活用が当たり前となった現在でも、企業独自のプライベートクラウドが不要になったわけではない。プライベートとパブリックのクラウドを組み合わせた理想のハイブリッドクラウド環境の構築が求められている。
要約
現在、企業のITチームは、経済性やコンプライアンス、パフォーマンス、セキュリティといった複数の要素から、どのインフラでアプリケーションを運用するかを決定しなければならない煩雑さに追われている。この課題を解消する方法として、多くの企業が関心を寄せているのがクラウドだ。
米国、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域のIT意思決定者2300人を対象に行った調査によれば、プライベートクラウドおよびパブリッククラウドの両方で稼働する企業のワークロードは調査時の36%から、2年以内に約20%増加して56%に達すると予想されるという。
また、同調査によれば、91%のIT意思決定者がハイブリッドクラウドこそが理想的なITモデルであると回答したという。本資料では、これらの調査データを基に、現代のビジネスで重要なハイブリッドクラウドとビジネスアプリケーションの要件について、さらに掘り下げていく。