レポート

日本オラクル株式会社

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IT責任者の「自信度」調査で見えた、データマネジメント能力の課題と解決策

近年、多くの企業がデータマネジメント戦略の整備に取り組んでいるが、その実行能力に強い自信を持つIT責任者は半数にも満たないという。その理由と解決策をグローバル調査の結果から読み解く。

要約

 データマネジメントに関するグローバル調査によると、企業内のデータ管理が十分に行われていると答えたIT責任者は、わずか45%にとどまった。また、ほとんどの企業がデータマネジメント戦略の整備を最優先に掲げる一方で、それを実施できている企業は、半数にも届いていない。

 さらに回答者の4分の1が、企業全体のデータセキュリティに関する懸念として「利用方法に関する無理解」「データ規則の軽視」「ポリシーの不履行」を挙げている。これらを解決するには、不確定要素を減らし、管理するための基礎的なプロトコルが不可欠となる。だが、いずれの主要部門もデータマネジメントに対するアカウンタビリティ(説明責任)の自覚が低いことは憂慮すべきで、まずはここからの改善が必要となるだろう。

 本資料ではこうした調査結果から、世界各国の企業における大量データへの対応、活用状況を明らかにするとともに、次なるステップへの推奨事項を提案する。データ利用における倫理性を確保し、データマネジメント戦略を促進するヒントとして活用してもらいたい。

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