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» 2019年04月23日 08時00分 公開

検索エンジンに求人してもらう方法〜Google for Jobs(Googleおしごと検索)は使える?人材不足企業に朗報か(2/3 ページ)

[山下 由依乃,PLAN-B]

「Google for Jobs(Googleしごと検索)」とは? どう使えるものか

 こうしたWeb求人市場に「新しい風」ともいえるサービスが2019年1月にリリースされました。その名も「Google for Jobs」です。日本では「Googleしごと検索」という名称でも呼ばれています(※当記事内では、Google for Jobsに統一します)。

 Google for Jobsは「Googleが提供する求人に特化した検索機能」です。2017年に米国でリリースされ、既に多数の国や地域で運用されています。

 PC/スマートフォンのどちらの検索にも対応しており「自社のWebサイトで求人を掲載しているサイト」と「その求人情報」をGoogleの検索結果ページ内に表示します。

 これは「求人企業そのものが公開する情報が一番鮮度が高く、信頼ができる情報である」というGoogleの考えから作られた機能です。求職者と企業の接点を増やすことをサービスとして現在、注目を集めています。

 このサービスを利用すると、通常の検索順位が振るわない求人ページでも、掲載している求人情報がユーザーの条件に沿えば優先的に検索ページの上位に表示されます。

つまり、Google for Jobsを使うと「より条件に合致したユーザーに求人を見つけてもらいやすくなる」だけでなく、「求人を掲載しているWebサイト自体への流入数アップ」も期待できます。

Google for Jobsのメリット

 Google for Jobsの仕組みと利用者のメリットを図にまとめると、次のようになるでしょう。

  • Google検索を利用するユーザーは、検索ページからワンクリックで即時に興味のある求人企業へアプローチできる
  • 求人側企業は大手求人サイトを介さずとも、より多くのユーザーに求人情報を見てもらえる
図1  図1 

Google for Jobsに対応すると、どうなるか

 さてそれではGoogle for Jobsに対応すると、どんなことが起こるでしょうか。図2を見てみましょう。図2は「ネットワーク エンジニア 求人」の検索結果の例です。実際の求人情報が含まれるため、本稿では一部の表示に加工を施しています。

図2 求人を検索した表示例 図2 求人を検索した表示例

 図2の赤枠で囲んだ部分が、Google for Jobsで取得された検索結果の表示位置です。ユーザーが検索をするときの使い方はこれまでと変わりませんが、「大阪 求人」のように求人情報を求める検索条件が入力された場合に、Googleの検索結果ページの中に検索条件にマッチした「求人情報の専用エリア」が表示されます。

 記事情報からは、詳細な掲載情報を参照できるほか、掲載元のWebページへのリンクも用意されています。

 また、Google for Jobsに表示される情報に対しては、地域やカテゴリーといった条件による絞り込みを行うことができ、見つけた求人情報はGoogleアカウントにログインすれば保存(ブックマーク機能)をしておくことも可能です。

 シンプルな機能ではありますが、ユーザーとしてはこれまでに行っていた検索機能を使いながら、大手求人サイトで行っていた「求人を探して管理する」も一緒にできるようになったということです。

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