基礎解説バックアップとは?
バックアップとは、万一、ITシステムに障害が発生したときに迅速に元の状態にシステム情報やアプリケーションデータをリカバリー(またはリストア)できるように、別のストレージ領域にこれらの情報の複製を保管しておくこと。また、バックアップツールとは、こうした作業を円滑かつスピーディーに行うための機能を備えた専用ソフトのことを指す。従って、バックアップ機能だけでなくリカバリーの機能も含めてバックアップツールと呼ばれている。通常、バックアップは複数のバックアップ対象サーバから同時に実行することができる。リカバリーしたい場合、バックアップサーバのディスク上にデータが保存されているときはディスクからリカバリーされ、ディスク上に無い場合にはテープからリカバリーされる。バックアップでは、バックアップすべき頻度、ハードウェア環境(Backup to Tape、Backup to Disk、D2D2Tなど)、ネットワーク環境(帯域、WAN経由、LAN経由、SAN経由など)により、テープバックアップやバックアップサービスなどを使い分けることで作業効率が改善される。
「アクロニス バックアップ 仕組み」に関するIT製品情報
アクロニス・ジャパン株式会社
セキュリティ、コストパフォーマンスへの要求が厳しいのが官公庁。その1つ、兵庫県庁の基幹業務システム向けのバックアップ選定時の課題は、さまざまなプラットフォームの混在環境を安全に効率的な運用管理だ。本事例でその実現方法を探る。
アクロニス・ジャパン株式会社
物理サーバから仮想環境への移行後、バックアップシステムのセキュリティ品質やコストが課題となった、カナダの自動車販売代理店Ready Honda。複数拠点を抱える同社が、バックアップ/復元の一元管理とRTO短縮を実現した方法とは?
「アクロニス バックアップ 仕組み」に関連するキーワード
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