基礎解説バックアップとは?
バックアップとは、万一、ITシステムに障害が発生したときに迅速に元の状態にシステム情報やアプリケーションデータをリカバリー(またはリストア)できるように、別のストレージ領域にこれらの情報の複製を保管しておくこと。また、バックアップツールとは、こうした作業を円滑かつスピーディーに行うための機能を備えた専用ソフトのことを指す。従って、バックアップ機能だけでなくリカバリーの機能も含めてバックアップツールと呼ばれている。通常、バックアップは複数のバックアップ対象サーバから同時に実行することができる。リカバリーしたい場合、バックアップサーバのディスク上にデータが保存されているときはディスクからリカバリーされ、ディスク上に無い場合にはテープからリカバリーされる。バックアップでは、バックアップすべき頻度、ハードウェア環境(Backup to Tape、Backup to Disk、D2D2Tなど)、ネットワーク環境(帯域、WAN経由、LAN経由、SAN経由など)により、テープバックアップやバックアップサービスなどを使い分けることで作業効率が改善される。
「クラウド バックアップ ソフト」に関する記事情報
ヴィーム・ソフトウェアは、マルチクラウド環境におけるバックアップとデータ保護を提供する「Veeam Availability Suite 9.5 Update 4」を発表した。ユーザー企業が直面する3つの課題を解決するという。
「クラウド バックアップ ソフト」に関するIT製品情報
クエスト・ソフトウェア株式会社
現代のビジネスでは“業務を止めない”ことが重要となる。物理、仮想、クラウドに混在するシステムやアプリケーションを確実に保護し、障害発生時にもスムーズなリカバリーを行うためには、どのような製品を選ぶべきだろうか?
青い森クラウドベース株式会社
システム障害や自然災害に備えるBCP/DR対策は、多くの企業が考えるべき課題 だ。だが、単純なバックアップだけでは不安が残る。ハードやソフト、ネットワー クなどのあらゆる要素を、安全かつ簡単に運用・管理する方法はあるのだろうか?
「クラウド バックアップ ソフト」に関連するキーワード
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