基礎解説データセンターとは?
データセンタとは、サーバやネットワーク装置などのIT機器類を集約して設置、管理するための建物自体を指すが、データセンタ事業者ではそれらの機器、あるいはスペースを顧客企業などに提供している。代表的なサービスは、1つ目がデータセンタ事業者が保有するサーバの処理能力をネットワーク経由でユーザー企業に貸し出すホスティング、そしてもう1つが、ユーザー企業の所有するIT機器類をデータセンタ内に設置し、安全に保管するハウジングで、さらにそれらのリソースをもとに、各種クラウドサービスの提供を手掛けるケースも増えている。 データセンタでは情報システムを安全に稼働させるために、サーバラックや電源、ネットワーク回線、空調機器といった通常の設備に加えて、災害発生時に備えた耐震・免震構造や消火設備、UPSや自家発電装置、更にはセンタ内のIT機器類が滞りなく稼働しているかをシステムオペレーターが常時監視するための監視ルームなどが設けられている。
「データセンター 市場」に関する記事情報
国内データセンター市場の成長が続いている。IDCと富士キメラ総研がそれぞれ発表した予測を比較した。2社の見通しから見えるデータセンターの実態と未来とは。
IDC Japanが国内事業者のデータセンターの延床面積予測を発表した。2020~2025年までのCAGRは6.7%を見込み、建築ラッシュに伴う関連産業の需要増も予測される。
富士キメラ総研の調査によると、従来データセンターサービス市場の中心であったハウジング市場をIaaS/PaaS市場が上回る結果となり、今後もその傾向は顕著になると予測されている。また、これまで半々だった国内のオンプレミスとデータセンター内稼働サーバの割合にも、大きな変化が訪れそうだ。
データセンターを中心に立ち上がったSDN/NFV市場が大きな成長を続けている。2022年の市場規模は1759億円と2017年の約3.4倍になるとみられる。その要因は何か?
サーバやストレージ、データセンター向けネットワークといったITインフラはDX推進を支えるための基盤ともいえる。2017年の市場規模はおよそ7213億円だった。
レノボ・エンタープライズ・ソリューションズがエンタープライズ製品の新ブランドを発表した。新社長が予測する2020年のIT市場とレノボの戦略とは?
「データセンター 市場」に関するIT製品情報
ネットアップ合同会社
ハイブリッドクラウド時代の標準ストレージとして、オールフラッシュアレイ市場が拡大している。従来は価格面がネックだったが、現在ではエントリーモデルでも優れたデータ効率化機能を搭載するなど、手の届きやすい存在となってきた。
株式会社日立システムズ
ITインフラの運用コスト急増は見過ごせない課題となり、データセンター資産の調達と管理に関する既存の手法を見直す企業が世界中で増えている。こうした課題を解決する新世代HCIの投資対効果を検証した。
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