基礎解説バックアップとは?
バックアップとは、万一、ITシステムに障害が発生したときに迅速に元の状態にシステム情報やアプリケーションデータをリカバリー(またはリストア)できるように、別のストレージ領域にこれらの情報の複製を保管しておくこと。また、バックアップツールとは、こうした作業を円滑かつスピーディーに行うための機能を備えた専用ソフトのことを指す。従って、バックアップ機能だけでなくリカバリーの機能も含めてバックアップツールと呼ばれている。通常、バックアップは複数のバックアップ対象サーバから同時に実行することができる。リカバリーしたい場合、バックアップサーバのディスク上にデータが保存されているときはディスクからリカバリーされ、ディスク上に無い場合にはテープからリカバリーされる。バックアップでは、バックアップすべき頻度、ハードウェア環境(Backup to Tape、Backup to Disk、D2D2Tなど)、ネットワーク環境(帯域、WAN経由、LAN経由、SAN経由など)により、テープバックアップやバックアップサービスなどを使い分けることで作業効率が改善される。
「バックアップ ツール」に関する記事情報
バックアップツールの満足度調査はいつも「満足」とする回答者が多い。だが満足の中身を見てみると、あまり使いこなしていないからこそ満足なのかもしれない。リプレース意欲を積極的に発信した回答者はどのくらいいただろうか。
Arcserve Japanはサーバ向けのバックアップツール2製品の出荷を開始した。イメージバックアップツールのUDP 7.0と、レプリケーションツールのRHA 18.0で、Windows Server 2019など最新のOSに対応した。
キーマンズネット会員141人を対象にアンケート調査を実施した。導入時に重視するポイントや満足度などバックアップツールの導入実態が明らかになった。
キーマンズネット会員401人にアンケート調査を実施した。バックアップツールの導入目的や稼働状況、リストア経験の有無などが明らかになった。
キーマンズネット会員401人にアンケート調査を実施した。BCP(事業継続計画)の対応状況やバックアップツールの導入状況などが明らかになった。
バックアップはしてもリストアはしたことがない。では、操作ミス、機器障害、ウイルス感染、災害など、いざというときに通常の状態に戻すまでにどんな操作と時間が必要だろうか?
バックアップツールの実態調査を実施した。導入率は全体で59.7%と高いが、中小企業での導入率は35.1%に留り、導入しない理由の1位は「メリットが明確でない」だった。
「バックアップ ツール」に関するIT製品情報
株式会社 アクティファイ
Windows/Linuxサーバの物理/仮想環境、オンプレミス/クラウド両方に対応した、データ/システム保護ソリューション。ライセンス体系も柔軟。
デル・テクノロジーズ株式会社
Azure Stack HCIやWindows Serverユーザー向け運用管理ツールである「Windows Admin Center」。その新たな機能として注目されている、Windows Admin Centerを活用したAzure環境へのバックアップについて具体的な手順を解説する。
東京エレクトロン デバイス株式会社
クラウド環境での複雑なバックアップに悩む運用管理者が増える中、必要な機能をアプライアンス1台に統合した、“ハイパーコンバージド型バックアップ専用機”とも呼べるデータ管理基盤が注目されている。その機能と活用方法を紹介する。
株式会社 アクティファイ
ビジネスデータのバックアップは必須業務だが、“統合管理コンソール”があればその管理効率はぐんと向上する。バックアップソリューションで実績を持つ信頼の国内ベンダーが自社開発した一元管理ツールの魅力に迫る。
「バックアップ ツール」に関連するキーワード
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