基礎解説バックアップとは?
バックアップとは、万一、ITシステムに障害が発生したときに迅速に元の状態にシステム情報やアプリケーションデータをリカバリー(またはリストア)できるように、別のストレージ領域にこれらの情報の複製を保管しておくこと。また、バックアップツールとは、こうした作業を円滑かつスピーディーに行うための機能を備えた専用ソフトのことを指す。従って、バックアップ機能だけでなくリカバリーの機能も含めてバックアップツールと呼ばれている。通常、バックアップは複数のバックアップ対象サーバから同時に実行することができる。リカバリーしたい場合、バックアップサーバのディスク上にデータが保存されているときはディスクからリカバリーされ、ディスク上に無い場合にはテープからリカバリーされる。バックアップでは、バックアップすべき頻度、ハードウェア環境(Backup to Tape、Backup to Disk、D2D2Tなど)、ネットワーク環境(帯域、WAN経由、LAN経由、SAN経由など)により、テープバックアップやバックアップサービスなどを使い分けることで作業効率が改善される。
「バックアップ 手法」に関する記事情報
企業の貴重な情報資産を守るために必要なバックアップ手法の一つとして長年活用されてきたテープバックアップ。本稿では、“テープバックアップの今”を改めて振り返る。
「バックアップ 手法」に関するIT製品情報
株式会社データドック
DR(ディザスタリカバリー)の実現手段は、データバックアップの方法やシステムの準備方法によって分類される。その多様な選択肢の中から、スピードとコストのトレードオフを見極め、自社に合った手法を判断するためのポイントを解説する。
アクロニス・ジャパン株式会社
セキュリティ、コストパフォーマンスへの要求が厳しいのが官公庁。その1つ、兵庫県庁の基幹業務システム向けのバックアップ選定時の課題は、さまざまなプラットフォームの混在環境を安全に効率的な運用管理だ。本事例でその実現方法を探る。
ルーブリック・ジャパン株式会社
ハイブリッドクラウドやマルチクラウドは、多くのメリットをもたらす反面、データ保護を複雑化させる。そこで注目されているのが、クラウドやオンプレミスに分散したデータのバックアップ、リカバリー、分析を一元化する新たな手法だ。
「バックアップ 手法」に関連するキーワード
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