基礎解説バックアップとは?
バックアップとは、万一、ITシステムに障害が発生したときに迅速に元の状態にシステム情報やアプリケーションデータをリカバリー(またはリストア)できるように、別のストレージ領域にこれらの情報の複製を保管しておくこと。また、バックアップツールとは、こうした作業を円滑かつスピーディーに行うための機能を備えた専用ソフトのことを指す。従って、バックアップ機能だけでなくリカバリーの機能も含めてバックアップツールと呼ばれている。通常、バックアップは複数のバックアップ対象サーバから同時に実行することができる。リカバリーしたい場合、バックアップサーバのディスク上にデータが保存されているときはディスクからリカバリーされ、ディスク上に無い場合にはテープからリカバリーされる。バックアップでは、バックアップすべき頻度、ハードウェア環境(Backup to Tape、Backup to Disk、D2D2Tなど)、ネットワーク環境(帯域、WAN経由、LAN経由、SAN経由など)により、テープバックアップやバックアップサービスなどを使い分けることで作業効率が改善される。
「バックアップ製品」に関する記事情報
自社を訴訟リスクから守るバックアップ製品やアーカイブ製品にはどんな種類があるだろうか。リスクの種類や製品ごとの特性の違いから、選び方を見ていく。
「バックアップ製品」に関するIT製品情報
ノックス株式会社
HCIをはじめ、ITインフラの分野で大きなトレンドとなっている「垂直統合」。その流れが、バックアップ製品にも訪れている。自社サービスに垂直統合型のバックアップを導入したインテックの事例を基に、その特長や導入効果を紹介する。
NTTコミュニケーションズ株式会社
「Office 365」の運用において、データ保護やバックアップは企業の喫緊の課題になりつつある。用意されている機能にはどのようなものがあり、追加で製品を導入する場合は何に気を付けて選定すべきだろうか。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
クラウドシフトに伴い、多くの企業でデータセンターの仮想化が急務となっているが、これによりインフラが複雑化し、データ保護を困難なものにしている。そこで注目したいのが、クラウドに最適化された高速&確実なバックアップ製品だ。
ルーブリック・ジャパン株式会社
ITシステムのクラウド移行が急速に進む一方で、事業継続を支えるバックアップ製品のレガシー化が大きな問題となりつつある。バックアップ運用の非効率性は、長期にわたってIT部門の予算と人員に影響を与えるため、早急な改善が必要だ。
arcserve Japan合同会社
バックアップ/リカバリー環境のクラウド移行が進む一方で、そのコストメリットやリストア時間、信頼性などに懸念を抱く企業はまだ多い。従来のクラウドバックアップ製品の課題を解消し、クラウド時代に適したBCP/DR対策を実現するには?
「バックアップ製品」に関連するキーワード
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