基礎解説ERPとは?
ERP(Enterprise Resource Planning)は“統合基幹業務システム”と訳され、ヒト・モノ・カネといった企業の所有する資源を統合的に管理し、最適化するためのシステム。全業務共通のデータベースを構築し、それを中心に各業務システムがシームレスに連携する。具体的には、企業の基幹業務を統合的に管理するためのERPパッケージを指し、会計、人事、給与、販売管理、生産管理、在庫管理などの各機能を提供する。
「erp 移行」に関する記事情報
企業の間で“脱オンプレ”の動きが進む。NECはサイロ化した基幹システムの刷新において、クラウドの道を選択した。当初は、SAP ERPからオンプレミスのSAP S/4HANAへの移行を検討していたが、それを振り切って完全クラウドシフトを決意した。
SAPユーザーのクラウド移行に主要プロバイダー3社がそろってシステム移行で協力する。2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」に取り上げられたことで注目を集める基幹業務システムの「2025年の崖」。渦中の古いSAP ERPユーザーも「崖」から救うか。
ERPは企業の基幹システムであり、企業経営と密接に関係するものだが、そのERPもサービスを利用する流れにシフトしつつある。企業がクラウドERPに注目する理由と、基礎解説、導入のポイントについて探っていきたい。
「erp 移行」に関するIT製品情報
SCSK株式会社
SAP S/4HANAの効率的な導入を実現するサービス。業界に特化した新規導入テンプレートやSAP ERPからのスムーズな移行を支援するサービスを展開。
Panaya Japan 株式会社
基幹システム「SAP ERP 6.0」のサポートが2025年に終了する。移行に未着手の企業が80%を占めるが、まだ時間があると楽観はできない。SAP S/4HANAは進化が大きく、移行負担が重いため、アウトソース先の枯渇は既に始まっているのだ。
SAPジャパン株式会社
従来のERPにおけるアップグレードや移行の課題を解決し、基幹システムのクラウド化を実現するものとして注目されるクラウド型ERP。“完全SaaS型”と“シングルテナント型”という2つの提供形態を比較し、自社に最適な導入方法を探る。
株式会社アイブリッジ
2025年にSAP ERPのサポートが終了する予定だ。移行に必要なインフラの切り替えは簡単ではないため、今から移行準備を進めないと間に合わない可能性がある。本稿では、S/4HANAに移行するときに検討しておきたい事柄について詳しく説明する。
日本オラクル株式会社
従来、ERPは導入にも、その効果を享受するにも時間がかかることが多かった。そこで注目されているのが、ゼロからのERP移行を100日以内で実現でき、導入初日から役職・役割に応じた環境が利用できるクラウドERPだ。
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