基礎解説SDN(仮想ネットワーク)とは?
SDN(Software Defined Network)とは、物理的なネットワーク構成をそのままに、ソフトウェアで通信経路を制御できる機能を持ったネットワークのこと。SDNはITシステムの仮想化が進むなかでネットワークがどんどん複雑化していくのを防ぐことができる。ネットワークが複雑化する主な要因は、サーバ仮想化によってサーバ増設が簡単になったからである。仮想化技術を導入することで社内のサーバ数が飛躍的に増加する現象が至るところで起きており、その増加スピードにネットワーク構成変更が追い付かない状況が生まれている。SDNは、この課題に対しての解決策の1つとして期待されている。
「sdn」に関する記事情報
SDNを中心とするネットワーク仮想化/自動化市場について、昨今の情勢からオフィスへの出社を制限する企業も増えていることから、リモート環境を含めたネットワークの柔軟な運用管理を可能とするネットワーク仮想化ソリューションのニーズは今後増加するだろう。本稿では、ベンダー別シェアとネットワーク仮想化に対する取り組みについて概観する。
既存の電子商取引システが使えなくなる。最悪の場合には業務が停滞してしまう可能性があるという2024年問題。費用と時間をなるべくかけずに対応する選択肢はあるだろうか。
サーバ仮想化が広く広がっているなかで、ネットワーク領域でもその環境に適用できるようネットワーク仮想化に関するさまざまな技術が登場している。そんなネットワーク仮想化に関する利用動向について見ていきたい。
データセンターを中心に立ち上がったSDN/NFV市場が大きな成長を続けている。2022年の市場規模は1759億円と2017年の約3.4倍になるとみられる。その要因は何か?
2020年後半をめどにISDNがサービス終息を迎えようとしている。いまだ企業用途の多いISDNの移行先としてMVNOが注目されている。移行ソリューションとはどのようなものか。
2020年後半に終了となるISDNの「ディジタル通信モード」。いまだ300万回線超が契約中のISDN、その移行に向けた最適解とは?
SDNが使えるとITインフラの管理業務はどう変わる? 目的別に使いどころや、情報システム運用管理担当者の業務改善のポイントを紹介する。
ITインフラ運用自動化の最後のピースだった「ネットワーク」。ソフトウェアで定義できるようになると、情シスの業務は何がどう変わるのか?
単一ベンダーでしか構築できなかったストレージ仮想化をソフトウェア定義で実現するSDSが登場。SDNからSDSへ、どこまで広がるか?
SDNといえばデータセンターや通信事業者向けの技術という印象が強い。しかし、エンタープライズやIoTといった新たな分野での検討もなされている。
「sdn」に関するIT製品情報
SCSK株式会社
情報技術の進歩とともに、企業での入出金の手段も移り変わる。旧来のファームバンキングサービスの終了や、2024年1月のISDN廃止などに対処するための方策とは。
日本ヒューレット・パッカード合同会社
ソフトウェア定義ネットワークのトレンドは、他のビジネス分野にも影響を及ぼす。本PDFはキャンパスLAN設計、SDNとDevOpsの違い、コンテナへの接続方法について解説する。
ヴイエムウェア株式会社
SaaSアプリの増加やハイブリッドクラウドへの移行によって、ネットワークの運用負荷は高まり、業務効率も低下しがちだ。その解決策となるSDNが、クラウド活用の拡大で存在感を増している。進化し続けるSDNの価値をあらためて検証した。
株式会社ソリトンシステムズ
複雑化した院内ネットワークの刷新に挑んだ住友別子病院。運用を効率化するSDNの採用に加えて、認証によるセキュリティ強化、DHCPにより簡便なネットワーク接続も可能にした。同事例から今後のネットワーク更改のポイントを読み解く。
テルストラ・ジャパン株式会社
インターネット環境のアップグレードに伴い、バックアップサーバを含むインフラのクラウド移行に取り組んだマナテック。BCP/DR対策の強化もにらみ、ネットワークの回復力と効率向上をテーマとした同社が選んだ方法とは?
「sdn」に関連するキーワード
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