基礎解説VDI(仮想デスクトップ)とは?
VDI (Virtual Desktop Infrastructure)とは、これまでエンドユーザーの手元にあったOS/アプリケーション/データをサーバ側に集約し、実行処理の結果のみをエンドユーザー側のデバイスに返す仕組みのこと。サーバ上に、複数の異なるOSを実行可能にする仮想化ソフトウェアを利用してデスクトップ環境を構築し、エンドユーザー個々の利用デバイスと1対1でひも付ける。エンドユーザーは手元のデバイスのキーボードやマウスを使って、通常は処理の実行命令を出す操作のみが認められることになる。シンクライアントも同義語として使われている。
「vdi 仮想」に関する記事情報
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で社外から社内システムに安全にリモート接続する機会が増えた企業もあるだろう。その手法としてVDI(Virtual Desktop Infrastructure)、DaaS(Desktop as a Service)に焦点を当て、導入メリットや満足度などを紹介する。
2019年~2023年の国内クライアント仮想化関連市場は、平均成長率(CAGR)4.2%で成長し、2023年には8858億円まで拡大するという。背景には、Windows 7/Windows Server 2008のサポート終了によるVDIやSBCの需要拡大などがある。
業務に必要なPC環境を検討する上で、多くの企業が選択肢の一つとして考えるであろう、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)をはじめとしたクライアント環境の仮想化。今回は、クライアント仮想化ソフトウェアやDaaSなどのクライアント仮想化サービス、モバイル仮想化ソリューションなどの動向を踏まえながらクライアント仮想化の勘所について見ていく。
セキュリティを確保し、管理負担を軽減するVDI。導入時のイニシャルコストが大きな負担になっていたが、月額料金で仮想デスクトップ環境を実現できる「DaaS」が市場を拡大中だ。
サーバ仮想化に続き注目を集めるVDI。しかし、物理PCの買い替え費用の削減目的で導入すると失敗の可能性もある。導入コスト課題を克服した成功事例を紹介する。
「vdi 仮想」に関するIT製品情報
デル株式会社
仮想デスクトップインフラ(VDI)を利用したシンクライアントは、さまざまな業界で活用が進んでいる。どの業界でどのような活用が見込めるのか、適切な管理のためのセキュリティ対策には何が必要かを解説する。
デル株式会社
IT部門が仮想デスクトップインフラ(VDI)の導入時に考慮すべきことは何か。エンドユーザーの利用状況や仮想デスクトップを実行するデバイスの要件など、VDI導入を成功に導くヒントを紹介する。
トレンドマイクロ株式会社
医療機関は、個人情報の保護はもちろん、人命にかかわる医療サービスの停止を回避するために高度なセキュリティが求められる。仮想化環境やオンプレミス、クラウドといった多様な環境でのセキュリティ課題の解決策を、11の事例から探る。
ヴイエムウェア株式会社
VDI環境におけるストレージの性能不足は解決が難しい問題となりがちだ。そこで、ストレージのスケーリングが容易なHCIをVDI向けに導入する企業は多い。しかし、HCIによるVDI構築で期待通りの効果を得るためには注意すべき点もある。
SB C&S株式会社
仮想デスクトップの展開方法は従来、コストやストレージへの負荷と、ユーザーの利便性がトレードオフの関係にあると考えられてきた。ユーザーの自由度を確保しながら、仮想マシンを低コストで大規模展開する、新たな方法を紹介しよう。
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