レポート

SB C&S株式会社

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ハイブリッドクラウド環境の利点を最大化、ストレージ運用の新たな形とは?

ハイブリッドクラウド環境はストレージの拡張性や効率化をもたらすが、その利点を最大限に引き出すには運用負荷も避けられない。そうした負担をなくすため、ローカルとクラウドの両ストレージをシームレスに扱えるツールが注目されている。

要約

 ハイブリッドクラウドへの移行においてストレージ環境は、ローカルのオールフラッシュストレージデータセンターと、可用性の高いパブリッククラウドストレージの組み合わせが効果的だ。しかし、この方法は、ハイブリッド化による管理の複雑化という問題を伴うことが多い。

 可能なら、クリティカルなデータやホットデータはローカルのフラッシュに、使用頻度の低いコールドデータはパブリッククラウド上に置くといった運用を行い、ストレージ効率を高めるのが望ましい。また、スナップショットの作成・復元も従来のようにシンプルに実施して、管理負担を抑えたい。

 そこで利用したいのが、ローカルストレージとクラウドストレージを1つのデータプールとして扱うことができる階層化ツールだ。その導入により、データ配置の自動最適化などによる運用の効率化が実現される。本資料では、同ツールの検証結果を簡潔に紹介する。

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