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「文書管理ツール」シェア(2006年度)シェア情報アーカイブ

富士キメラ総研の調べによると、2012年にかけて約5〜16%の市場の成長が見込まれている文書管理ツール。シェア情報を紹介する。

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 富士キメラ総研の調べによれば、文書管理ツール市場はエンタープライズ向けとSMB(中堅・中小)向けの2つの市場に分けられる。

 前者では2006年下期より内部統制関連の需要が立ち上がっており、今後も堅調な伸びが続くと予想される。一方、後者は内部統制の影響は小さく、主に文書保管のニーズによって市場が支えられている。ただし内部統制による大企業への導入が一巡した後には、各ベンダーの啓発活動が活発化し、同様の需要がSMB分野においても拡大するものと予想される。

 市場全体の推移(金額ベース)としては、2006年から2012年にかけて約5%〜16%程度の割合で成長していくと予想され、ツールにグループウェアやポータル製品の機能が備わるなど、情報共有ニーズも市場拡大の一因として挙げられる。

 主要ベンダーでは、小規模から大規模に向けた製品を幅広く提供する企業が存在する。また、外資系ベンダーではワールドワイドでの買収や統合の動きがあり、今後日本市場への影響も出るものとみられる。

 市場占有率を見ると、海外ベンダーや日系PCメーカー、複写機メーカーなどさまざまな企業が当該市場に参入しており、金額ベースでは「その他」が市場シェアの過半数以上を占め、多くの企業が拮抗(きっこう)した状態となっている。

「文書管理ツール」シェア
(出典:富士キメラ総研)

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