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「中堅・中小企業向けERP」シェア(2006年度)シェア情報アーカイブ

富士キメラ総研によると、2012年まで年率3〜10%程度の市場成長率が予想されるERP。シェア情報を紹介する。

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 富士キメラ総研の調べによれば、中小・中堅規模の企業におけるERPパッケージの採用率は2006年の時点でおよそ3割程度と考えられる。現在では経営戦略とITとの密接な関係は中堅・中小企業でも広く認識されており、組織変更や経営戦略の見直しに伴うIT戦略の再考は重要な課題となっている。そのため市場の成長余地は大きく、これまで大規模企業向けにERPを提供してきた外資ベンダーなどが市場参入の動きを見せている。

 市場規模の推移としては、増加傾向にあるIT投資や日本版SOX法を始めとする各種法制度への対応ニーズを受けて、2012年まで年率3〜10%程度の割合で成長していくものと予想される。

 主要ベンダーの動向としては、短期間での導入と将来のシステム拡張が容易な中堅企業向け製品の投入や、各業種向けのラインアップの強化が目立っている他、同一企業グループ内の販売網や顧客網を活用した営業展開も始まるなど、当該市場への取り組みを強化している例が見られる。

 また、2006年度において市場占有率の上位5位までを占めるベンダーは2007年度も変わらないと予想される。

「中堅・中小企業向けERP」シェア(2006年度)
(出典:富士キメラ総研)

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