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「グループウェア」シェア(2006年度)シェア情報アーカイブ

ミック経済研究所の調べによると、出荷金額は前年比5.0%増という堅調な伸びを見せているグループウェア市場。シェア情報を紹介する。

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 ミック経済研究所の調べによれば、グループウェア市場は一巡感が出て久しい市場であるが、アップグレードとリプレースにおける受注合戦が激化しており、2007年度以降も市場全体では一定の伸びは見込まれる。

 市場の推移としては、2006年度はマイクロソフトとサイボウズが市場をけん引する形となり、メーカー出荷金額は前年比5.0%増の220億円と堅調な伸びを見せている。

 ベンダー動向を見ると、マイクロソフトはパートナー企業が提供するExchangeのホスティングサービスを、同社が提供するウイルス対策やアーカイブなどの新サービス「Exchange Hosted Services」と組み合わせ、裾野拡大に取り組んでいる。日本IBMは新規案件が不振であるが、Eclipseベースの「LotusExpeditor」がベースとなった「Lotus Notes/Domino」のバージョン8を2007年夏に発売し、巻き返しを図ろうとしている。

 市場占有率では、2005年から2007年にかけてのシェアのトップ3は上から順にマイクロソフト、日本IBM、NECが占めている。また、2005年ではメーカー出荷ベースでシェア5位だったサイボウズは、2006年では4位に上昇しているが、順位全体に大きな変動はないと予想される。

「グループウェア」シェア(2006年度)
(出典:ミック経済研究所)

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