調査リポート
「人事管理パッケージ」シェア(2007年9月):シェア情報アーカイブ
ノークリサーチの調べによると、2007年の調査分析では90.5%がパッケージ製品を利用中。実際のユーザーシェアを紹介する。
ノークリサーチの調べによれば、人事管理システムは、企業個々による違いが少なく、汎用(はんよう)性が高いアプリケーションであることからパッケージ製品の利用が進んでおり、2007年5月から9月の調査分析では有効回答数283件のうち90.5%でパッケージ製品が利用されている。ただし人事管理は規模による相関関係が強く、管理される対象人数が多い企業を中心に導入が進んでいる。
利用率シェアでは、OBCの「人事奉行」が有効回答数256件のうち21.1%で1位を獲得している。2位はカシオ計算機の「ADPS」が15.6%で、上位2社が3位以下を大きく引き離している。導入後の評価では、利用率シェア4位のアイテックスの「PRO_STAFF-α人事」が最も高く、「人事奉行」、PCAの「PCA人事」と続いているが、利用満足度の評価に大きな違いは見られない。
今後の導入予定シェアでは、「人事奉行」が有効回答数109件のうち31.2%と大きな値を示し、大塚商会の「SMILEα人事管理」が17.4%で続いている。13.8%で3位の「ADPS」も含め、人事管理パッケージはカスタマイズ系パッケージ3製品を中心に今後も展開されることが予想されている。
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