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「テキストマイニングパッケージ」シェア(2006年度)シェア情報アーカイブ

ミック経済研究所の調べによると、2007年度の出荷金額は25.8%増と、拡大しているテキストマイニングパッケージ。シェア情報を紹介する。

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 ミック経済研究所の調べによれば、テキストマイニングパッケージ市場の2006年度の出荷金額は前年対比26.4%増、2007年度は25.8%増と、高い伸び率で拡大している。コンタクトセンターやWeb、メールなどから吸い上げられた顧客の意見や問い合わせ、アンケートの自由記述部分などのテキストデータを有効活用する技術としてテキストマイニングの需要は高まっている。

 市場占有率を見ると、2006年度の出荷金額ベースでは野村総合研究所が57.7%で1位、2位の数理システムが7.4%、3位のエス・ピー・エス・エスが6.1%となっている。

 野村総合研究所の「TRUE TELLER」は機能の豊富さやブランド力から売上を伸ばしている。直販が主体であったが、パートナー経由での販売にも注力し間接販売を拡大させている。数理システムの「Text Mining Studio」はコンサルティングや調査企業への導入が比較的多く、中小から大手まで導入されている。現在は学校への販売に注力しており、ウェイトが大きくなっている。エス・ピー・エス・エスはデータマイニングツール「Clementine」のオプションとして「Text Mining for Clementine」を提供しており、今後はデータマイニングとともに大手ユーザーを中心に堅調で安定した伸びが期待される。

「テキストマイニングパッケージ」シェア(2006年度)
(出典:ミック経済研究所)

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