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「データマイニングパッケージ」シェア(2006年度)シェア情報アーカイブ

ミック経済研究所の調べによると、2007年度の出荷金額は8%増と、堅調な伸びが見込まれているデータマイニング。シェア情報を紹介する。

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 ミック経済研究所の調べによれば、データマイニング市場の2006年度の出荷金額は前年対比7.7%増、2007年度は8%増と、堅調な伸びを維持する見込みである。大手企業での導入が中心であるが、低価格製品の登場に伴い中堅企業でも徐々に導入が増えつつある。

 市場占有率を見ると、2006年度の出荷金額ベースではエス・ピー・エス・エスが41.5%で1位、2位の数理システムが12.8%、3位のSASインスティチュートジャパンが9.5%となっている。

 エス・ピー・エス・エスの「Clementine」は、機能を絞った簡易版をリリースするなど比較的低価格で容易に導入できるため、大手企業に加え中堅/中小企業への導入も堅調に増えている。数理システムの「Visual Mining Studio」は、価格の安さに加え、ノンカスタマイズで導入できるケースが大半であることから、順調にユーザー数を伸ばしてきた。これまでは全て直接販売してきたが、今後は他社パッケージとバンドルする形でパートナー経由での販売も検討している。SASインスティチュートジャパンの「Enterprise Miner」は大手企業をターゲットとしており、特に金融/医薬分野で大手ユーザーを多く抱え、実績も豊富である。データマイニングに加え、データインテグレーション/アナリティクス/BI/DWHといった要素を全てそろえていることを強みとしている。

「データマイニングパッケージ」シェア(2006年度)
(出典:ミック経済研究所)

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