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「国内サーバ」シェア(2008年)調査レポート

2008年国内サーバ出荷金額は前年比7.0%減となったが、メインフレームは2001年以降、初プラス成長の「国内サーバ」。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2008年の国内サーバ市場は、出荷金額が前年対比7.0%減の5952億円となり、過去4年で最大の下げ幅となった。2003年から5年連続でプラスと高成長を維持してきたx86サーバが、景気後退の影響を受けて前年実績を下回ったことが縮小の要因とみられる。メインフレームは大型の更新案件が多数あったことで2001年以降初めてプラス成長となったが、2009年は再びマイナス成長に戻ると予測される。

 2008年通年の出荷台数は、低価格なx86サーバを要因として、1.2%増の60万4000台となった。

 市場占有率を見ると、RISC(Reduced Instruction Set Computer)サーバとIA-64サーバが好調だった富士通が21.4%を獲得し、2年連続で1位となった。前年4位のNECはメインフレームが好調で、20.2%で2位に浮上した。上位5社のうちで出荷金額を前年から増やしたのはNECのみであった。前年2位の日本IBMと3位の日本HPは、それぞれ3位と4位に後退した。日本IBMはRISCは好調だったが、他のプロダクトが不調となった。日本HPは、全てのプロダクトの出荷金額が前年から減少している。一方、出荷台数では、x86サーバが好調だったNECが1位に返り咲いた。

「国内サーバ」シェア(2008年)
(出典:IDC Japan)

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