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「WAN高速最適化ツール」シェア(2008年度)シェア情報アーカイブ

前年対比26.5%増。BCP(事業継続計画)の観点からも、今後も堅調な需要が見込まれるWAN高速最適化ツール。シェア情報を紹介する。

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 アイ・ティ・アールの調べによれば、2008年度のWAN高速最適化機器市場は、出荷金額ベースで43億円、前年対比26.5%増と大幅な伸びを示している。

 2008年度の市場占有率(出荷金額ベース)を見ると、WAN高速最適化機器の専業ベンダーであるリバーベッドテクノロジーが、大きく売上を伸ばして2位以降との差を広げ、シェア27.9%で首位の座を維持した。2位にはシスコシステムズが11.6%で続き、3位にはNECとジュニパーネットワークスが同率の10.5%で並ぶ。また、5位にはF5ネットワークスが5.8%で続いた。

 データセンターの統合化に伴い、遠隔地間のデータ転送量は増加傾向にある。また、国内企業はWAN高速最適化機器をデータセンター間でのリカバリー用途で活用することが多い。BCP(事業継続計画)のような経営上の重要施策は景気低迷状況下でも実施される可能性が高いため、2009年度もWAN高速最適化機器の需要は高い伸びを示すとみられる。

「WAN高速最適化ツール」シェア(2008年度)
(出典:アイ・ティ・アール)

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