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「国内ビデオ会議(専用端末)」シェア(2008年)シェア情報アーカイブ

不況による出張費削減やパンデミック対策などを背景に、需要急拡大中のビデオ会議。今回は専用端末タイプのシェア情報を紹介する。

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 シード・プランニングの調べによれば、ビデオ会議システムの市場規模は、2006年が209億円で、そのうち専用端末タイプと音声会議サービスで76%を占めた。2002年からはWeb会議の参入企業が増加しており、専用端末タイプ、Web会議(SIタイプおよびASPサービス)、音声会議と、ユーザーの使い分けが見られるようになった。

 いずれの市場も増加しているが、2006年には全体の12%であったWeb会議が、2013年で32%、2018年では56%になると見込まれ、2012年にはWeb会議が専用端末タイプのビデオ会議とほぼ同じ市場規模になると予測される。

 専用端末タイプにおける市場占有率(金額ベース)を見ると、2008年の見込みでポリコムが41.1%で1位、2位のソニーが26.6%、3位のタンバーグが14.6%となった。ポリコムは、台数、金額とも1位を獲得した。また、2008年からHD(High Definition:高解像度)タイプで日立ハイテクノロジーズがシェアを大きく伸ばした。

 上位メーカーのポリコム、タンバーグ、ソニー、日立ハイテクノロジーズが、SD(Standard Definition:標準解像度)タイプから価格の高いHDタイプに製品をシフトしているため、市場のHD化が進んでおり、2009年には販売台数の60%、2012年には96%がHD化されると予測する。

「国内ビデオ会議(専用端末)」シェア(2008年)
(出典:シード・プランニング)

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