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「国内サーバ」シェア(2009年度)シェア情報アーカイブ

国内サーバの今後の市場予測とは? また、3年連続シェア1位を果たしたベンダーの勝因とは? シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2009年の国内サーバ市場は景気後退が大きく影響し、出荷金額が4807億円で前年対比19.2%の減少、出荷台数も51万7000台で14.4%の減少と、2001年以降で最大のマイナス成長を記録した。

 2009年第4四半期の市場規模は、前年同期比12.2%減の1099億円で、2桁の大幅なマイナス成長が2008年第4四半期から5四半期続いている。一方で、出荷台数は4.2%減の14万台で、前期まで3四半期連続となった2桁のマイナス成長を脱し今期は改善した。メインフレームとx86サーバは大型案件もあり、ユーザーは徐々にではあるがサーバへの投資を戻しつつあることから2010年後半からは回復基調になるとみられている。

 2009年の市場占有率(出荷金額ベース)は、メインフレームとx86サーバが好調だった富士通が24.9%を獲得し3年連続で1位となっている。メインフレームで多数の大型案件を獲得したほか、x86サーバの出荷金額は上位6社で唯一プラス成長となった。2位には、メインフレームの大型案件を獲得したNECが20.7%で続いている。以下、3位が日本IBM、4位は日本HP、5位は日立製作所と、前年と同じ順位となっている。出荷台数では、前年に引き続きNECが1位で、2位日本HP、3位富士通、4位デル、5位日本IBMとなった。

「国内サーバ」シェア(2009年度)
(出典:IDC Japan)

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