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「Web会議(SI+ASP)」シェア(2010年度)シェア情報アーカイブ

「Web会議」製品は、2014年には映像/音声会議システム市場の32%、2020年には50%を占めると期待される。シェア情報を紹介する。

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 シード・プランニングの調べによれば、2008年の国内の映像/音声会議システム市場は286億円だった。このうち、ビデオ会議(専用端末タイプ)と音声会議サービスで68%を占め、Web会議は全体の21%であった。2010年以降はWeb会議システムの伸びが大きく、2014年には映像/音声会議システム市場の32%、2020年では50%になると見込まれる。2014年には専用端末タイプのビデオ会議システム市場とほぼ同じ市場規模になるだろう。

 市場占有率(2010年見込)を見ると、SIタイプとASPサービスの合計売上金額ベースで、ブイキューブが20.8%で1位となった。2位にはNTTアイティが11.6%、3位には沖電気工業が9.0%で続く。

 映像/音声会議システムの市場は、2010年の329億円から2014年570億円に、2020年には2000億円になると予想される。加えて、クラウドコンピューティング、タブレット端末、スマートフォンのビデオチャットの普及により、会議用途以外の業務支援業務そのものに映像コミュニケーションが活用され、2015年以降から新たな市場が生まれると予想する。この結果、2020年には既存の映像/音声会議システム市場の2000億円に加えて、映像コニュニケーション市場とタブレット端末などのビデオチャット市場6000億円が加わり、8000億円の市場になると予測する。

「Web会議(SI+ASP)」シェア(2010年度)
(出典:シード・プランニング)

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