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「中小企業向け人事管理」シェア(2012年8月)シェア情報アーカイブ

常に変化する要件への対応が求められる「中小企業向け人事管理」市場。各社の固有の要件を把握することがシェア拡大のポイントだ。シェア情報を紹介する。

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 ノークリサーチの調べによれば、2012年8月時点で年商500億円未満の国内中堅・中小企業に対し、導入済みの人事管理システムのうち最も主要なものを尋ねた結果、1位OBC「人事奉行(21/iシリーズ)」18.3%、2位OSK「SMILE」シリーズ14.7%、3位ワークスアプリケーションズ「COMPANY人事・給与」7.9%、4位富士通「GLOVIA smart人事給与」7.2%だった。

 他システムとの連携手段が整っているかという点では、「GLOVIA smart人事給与」やNTTデータビズインテグラルとNTTデータビジネスシステムズの「Biz∫ePro_St@ff、SCAW人事管理システム(Biz∫SCAWを含む)」、ピー・シー・エーの「PCA人事」が比較的高い評価を得た。

 導入済みの製品やサービスの端末環境を尋ねた結果、2011年から2012年にかけて、スマートフォンは2.0%から4.3%、タブレット型端末は0.7%から3.2%と大きく伸びたが、全体に占める割合はごくわずかにとどまった。人事管理については人材採用におけるスマートフォン活用も考えられるが、中堅・中小企業においてこれを実践した事例はまだ少ないようだ。

 法制度改訂や自社の評価制度への対応など、常に変化する要件への対応が求められるが、自社の要件に合致しているかといった項目については「独自開発システム」の評価が高い。パッケージではカバーできない固有の要件を把握することが今後のシェア拡大の重要ポイントになる。

「中堅・中小企業向け人事管理」シェア(2012年8月)
(出典:ノークリサーチ)

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