調査リポート
「携帯電話」シェア(2012年第4四半期):シェア情報アーカイブ
2012年第4四半期は、前年同期比6.3%増となった「携帯電話」市場。通年でも4年ぶりに4000万台を超えた。シェア情報を紹介する。
IDC Japanの調べによれば、2012年第4四半期(10〜12月)の国内携帯電話出荷台数は、前年同期比6.3%増の1133万台となり、2四半期連続で1000万台を超えた。
同期における市場占有率(台数ベース、以下同じ)を見ると、1位のベンダーが32.8%で2四半期ぶりに首位の座に返り咲き、2位が13.7%で前四半期から順位を1つ上げた。これまで1位だったベンダーは11.4%で3位へと順位を落とした。
また、2012年通年の携帯電話出荷台数は、前年比6.4%増の4040万台となり、2008年以来4年ぶりに4000万台を超えた。
通年での市場占有率を見ると、第4四半期で1位のベンダーが23.3%で、前年3位から、国内市場ではじめて通年でも1位を獲得した。2位のベンダーは18%、3位のベンダーは14%のシェアを獲得した。スマートフォンの2012年出荷台数は、前年比42.1%増の2848万台となり、同年の国内携帯電話に対する出荷比率は、前年の52.8%から70.5%へと上昇した。
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