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「PCサーバ」シェア(2013年第2四半期)シェア情報アーカイブ

2013年第2四半期、928億円となった同市場。仮想化の進展で周辺機器の搭載量が増加し、平均単価の上昇が進む。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2013年第2四半期国内サーバ市場規模は前年同期比13.1%減の928億円、出荷台数は同16.0%減の11万6千台で5四半期連続のマイナス成長となった。

 今期は、x86サーバの平均単価が前年同期比7.4%増の51万円で、前期(2013年1〜3月)に続き前年同期を上回った。このため、x86サーバの出荷台数はマイナス成長であったが、出荷額はプラス成長であった。メインフレームは、金融業向けに大型案件があり、前年同期比でプラス、RISCサーバは6四半期連続のマイナス。IA64サーバは通信キャリア向け大型案件が一巡し4四半期連続のマイナスであった。

 同期の市場占有率(出荷金額ベース)を見ると、1位のベンダーは、メインフレームで大型案件があったほか、x86サーバの出荷が好調で24.1%。2位はIA64サーバがプラス成長で16.2%。3位はx86・IA64・ビジネスサーバともにマイナス成長で15.2%。4位はx86サーバの出荷額は4四半期連続のプラス成長であったが、メインフレームやRISC・ビジネスサーバはふるわず14.9%。5位はx86サーバが2桁のプラス成長で11.3%であった。

 x86サーバの出荷台数が5期連続マイナス成長する一方、出荷額は3期連続でプラス成長し、平均単価の上昇傾向が続いている。為替の影響だけでなく、仮想化の進展で、メモリやHDDなどの周辺機器の搭載量が増加したことが平均単価の上昇の要因とみられる。

「PCサーバ」シェア(2013年第2四半期)
(出典:IDC Japan)

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