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「PCサーバ」シェア(2013年度上期)シェア情報アーカイブ

2013年度上期、前年比5.8%増の1428億円となったPCサーバ市場。シェア情報を紹介する。

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 ノークリサーチの調べによれば、2013年度上期(4〜9月)の国内PCサーバ市場は1428億円と前年比5.8%増、台数では24万8240台で前年比3.0%減で、フラット成長となった。

 形状別の動向では、ラック型が54.3%と過去最大の構成比を占めた。データセンタなどのサーバ集約需要の主役はラック型に収束しつつある。またタワー型は組み込みサーバとしてのロット案件が増えている。ブレード型はここ数年で最も低い構成比10.3%、前年比24.0%減と大幅な減少となっている。

 ベンダー別の市場占有率(金額ベース)を見ると、1位のベンダーは26.2%で、ブレード型が減少しているがタワー型を中心に堅調に推移した。2位は21.8%で、台数で前年比を上回り、特にタワー型の伸びが大きかった。3位は18.1%で、タワー型・ラック型・ブレード型の全てで前年割れとなった。

 今後もクラウド基盤構築やデータセンタなどの集約・統合機運が全体のPCサーバ市場を支えるとみられるが、現状のPCサーバ需要の延長線で見れば台数では漸減となる傾向が続いている。2013年度全体では、経済環境の好転の動きと消費税改正や新たなIT活用の動きなどがあり、PCサーバ市場は51万270台と、台数ではわずかながら微増の見通し。ビッグデータ関連市場などが、2014年度以降新たなPCサーバ需要としての可能性を秘めているとみられる。

「PCサーバ」シェア(2013年度上期)
(出典:ノークリサーチ)

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