調査リポート
「スマートフォン」シェア(2013年第4四半期):シェア情報アーカイブ
携帯電話全体に対する出荷比率が上昇する2013年第4四半期、前年同期比14.4%増の1010万台となった同市場。シェア情報を紹介する。
IDC Japanの調べによれば、2013年第4四半期(10〜12月)のスマートフォン出荷台数は、前年同期比14.4%増の1010万台となり、2四半期ぶりにプラス成長であった。主要因として、国内最大の通信事業者がiPhone端末を発売したことで、iOSスマートフォンの出荷台数が拡大したことが挙げられる。
同四半期の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーが51.3%で首位の座を維持している。2位が12.4%、小差で3位が12.2%、4位が11.4%、5位が5.9%であった。
2013年通年の出荷台数は、前年比6.4%増の3031万台となり、同年の国内携帯電話全体に対するスマートフォンの出荷比率は、前年の70.5%から76.5%へと更に上昇した。同年の市場占有率(同)は、1位のベンダーが46.0%、2位が15.9%、3位が12.1%、4位が8.1%、5位が6.6%であった。
今後の見通しに関しては、2014年第1四半期(1〜3月)はAndroid搭載スマートフォンの販売の苦戦が在庫問題へ発展し、携帯電話市場全体が、前年同期比でマイナス成長に転ずる可能性が高いとみられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.