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グループウェアの導入状況(2014年度):IT担当者300人に聞きました(2/5 ページ)
グループウェアの導入状況について調査を実施した。「満足度」「重要だと思う機能」などから企業の導入実態が明らかになった。
「操作性」は満足も「社外利用制限」や「他アプリとの連携不十分」に不満
続いて、導入済みと回答した人を対象にその「満足度」を尋ねたところ、全体で13.0%が「とても満足している」、59.1%が「まあ満足している」、21.0%が「やや不満がある」、6.9%が「とても不満がある」という結果となり、まとめると全体で「満足」と回答した割合は72.1%、「不満」は27.9%となった。
「とても満足している」「まあ満足している」と回答した人のフリーコメントを見ると、「初心者でも操作が簡単で、使いやすい」「メール&掲示板が活用され情報共有に役立っている」といった声が挙がっており、誰にでも操作がしやすく積極的に活用されているため、情報共有に役立っているとの声が目立った。
一方で不満な点としては、「海外との情報共有がしにくい、オフィス以外からのアクセスがしにくい」「いまだにイントラネット上のシステムのため、外部からアクセスできない。全くBCPを考えていない」といった社外利用ができないことへの不満が多い。
また、「専用クライアントであるためWebとの連携が弱い」「共有フォルダ、メールやスケジューラなどの連携などができていない(手間がかかる)ため、業務改善までは至っていないのが現状である」など、関連する他アプリケーションと連携できず、期待していたほどの業務効率化につながっていないことへの不満が挙げられた。
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