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タブレットの導入状況(2014年度)IT担当者300人に聞きました(5/5 ページ)

企業におけるタブレット利用についてアンケートを実施した。導入率は2012年の2.5倍、大手企業に至っては3.4倍にまで拡大した。

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タブレットの「便利さ」にメリットを感じるも「使い勝手」に不満

 最後に、タブレットを「導入済み」と回答した人に実際の「満足度」を尋ねた。その結果、「とても満足している」が10.8%、「まあ満足している」が48.0%、「やや不満がある」が34.3%、「とても不満がある」が6.9%であった。まとめると全体で「満足」と回答した割合は58.8%、「不満」は41.2%となった(図5)。

タブレット導入の満足度
図5 タブレット導入の満足度

 「満足」「不満」それぞれに寄せられたコメントの一部をご紹介する。

満足

  • 重いPCを持ち歩かなくていいところ
  • 持ち運びが便利で、立ち上げも簡単
  • 紙よりも必要に応じて拡大して見たり、検索機能が使えたり導入のメリットを感じている
  • 資料を印刷する必要がなくなった。直前に資料の入れ替えができるなど
  • 紙の会議資料が激減した
  • 比較的画面サイズが大きいため、リモートデスクトップ端末として利用しやすい
  • PCを使えない高齢の役職者が外出先でもメールを見られるようになった

不満

  • リテラシーが高くない状態で導入したので、コストに見合った活用ができていない
  • バッテリー持続時間、充電所要時間にやや不満あり
  • セキュリティ確保のための手順が煩雑である
  • セキュリティプログラムによりパフォーマンスが悪化しイライラする
  • 普段はWindowsを使用しているが、ダブレットはiOSなので使い慣れない
  • 社内端末がWindows7、タブレットがWindows8で操作方法に違和感がある

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