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「サーバ」シェア(2014年第2四半期)シェア情報アーカイブ

前年同期比1.2%増の954億円規模となった2014年第2四半期(4月〜6月)の国内サーバ市場。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2014年第2四半期(4月〜6月)の国内サーバの市場規模は954億円で、前年同期比1.2%増、出荷台数は11万7000台で、前年同期比4.7%減であった。ビジネスサーバの出荷額が前年同期比77.8%増、x86サーバは同6.8%増となり、RISC/IA64サーバ(UNIXサーバ)は、10四半期連続して2桁のマイナス成長であった。

 x86サーバは、円安の影響に加え仮想化の導入によるメモリなどのオプションの追加で平均単価が上昇したが、出荷台数は前期の消費増税前の駆け込み需要の反動があったとみられ、前年同期比4.2%減であった。

 ベンダー別の市場占有率(出荷額ベース)を見ると、1位のベンダーは22.2%で、x86サーバとメインフレームで好調であった。2位のベンダーは19.3%で、ビジネスサーバ以外の製品分野で前年同期比2桁のマイナス成長。3位のベンダーは17.4%であった。4位のベンダーは12.7%で、ビジネスサーバ以外の製品分野がマイナス成長であった。5位のベンダーは10.4%で、3位と5位のベンダーは、x86/RISCサーバはプラス成長であったが、メインフレームは2桁のマイナス成長であった。

 今後ユーザー企業でのサーバのワークロードがクラウドサービスへシフトしていく中で、各ベンダーは自社の得意とする分野を増やし、業種やワークロードに特化したユーザーニーズをくみ上げていくことがさらに重要になってくると分析されている。

「サーバ」シェア(2014年第2四半期)
(出典:IDC Japan)

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