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「携帯電話」シェア(2014年第3四半期)シェア情報アーカイブ

前年同期比14.8%減の766万台となったた、2014年第3四半期の国内携帯電話出荷台数。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2014年第3四半期(7〜9月)の国内携帯電話出荷台数(スマートフォンと従来型携帯電話の合計)は、前年同期比14.8%減の766万台で、3四半期連続のマイナス成長となった。

 このマイナス成長の主要因としては、通信事業者の販売奨励金戦略の見直しによる販売台数減少の影響や、新製品が市場に投入される前のユーザーの買い控え、そしてAndroidスマートフォンの販売不振により出荷台数の減少傾向が続いていることが挙げられる。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、第1位のベンダーは43.2%で8四半期連続で首位の座を維持している。同社は9月後半に新製品を市場投入し、シェアが上昇した。2位のベンダーは従来型携帯電話とスマートフォンを安定供給して13.9%を獲得した。また、au向けを中心に従来型携帯電話とスマートフォンを同時出荷している3位のベンダーが12.9%で、4位は8.9%、5位は7.0%であった。

 2014年第4四半期(10〜12月)は、新規端末が積極的に市場投入されることで、出荷台数は一時的に好転する可能性が高いが、年間ベースではマイナス成長となると予測される。

「携帯電話」シェア(2014年第3四半期)
(出典:IDC Japan)

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