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「無線LANアクセスポイント」シェア(2014年度)シェア情報アーカイブ

24億7000万円規模と見込まれる2014年度の無線LANアクセスポイント市場。シェア情報を紹介する。

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 富士キメラ総研の調べによれば、2014年度の無線LANアクセスポイント(エンタープライズ分野※)の国内市場規模は、数量では9万7000台で前年比10.9%増、金額では24億7000万円で前年比9.3%増と見込まれている。

 数量/金額ともに首位のベンダーは、L2/L3スイッチやメディアコンバーターといったエンタープライズのLAN機器市場で実績があり、無線LANアクセスポイントの提案やニーズ取り込みにつながりやすいリソースを持っている。2位のベンダーは、メイン基盤/ソフトウェアを自社開発しておりユーザーニーズにきめ細かく対応できる点などが強みである。

 エンタープライズ向け市場は、オフィス向けに加え、病院/大学/小中学校/ホテル/倉庫などにおいて、ノートPC/スマートデバイス需要の拡大とともに市場が成長している。中でも、政府が2020年に向けて小中学校にタブレット端末の導入を推進する方針であるため文教市場が有望視されており、今後も市場拡大が続くと見込まれている。

※当該製品は法人であってもコンシューマー向け製品を利用するケースもあり、分類が困難であるため、市場に参入しているメーカーを「コンシューマー向け中心メーカー」「エンタープライズ向け中心メーカー」に分類し、それぞれをコンシューマー市場/エンタープライズ市場としてとらえた。そのため「コンシューマー向け中心メーカー」が提供するエンタープライズ向け製品もコンシューマー市場としてとらえた。

「無線LANアクセスポイント」シェア(2014年度)
(出典:富士キメラ総研)

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