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オンラインストレージの利用状況(2015年)IT担当者300人に聞きました(5/5 ページ)

オンラインストレージ利用調査を実施した。利用率は約3割、中小企業の約2割が「指定なし」のサービス利用といった実情が明らかになった。

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利用しない理由、「情報流出が不安」「ファイルサーバを利用している」が上位に

 最後に、「オンラインストレージを利用しない理由」について尋ねた。1位は「情報が流出しないか不安」で64.9%、2位は「ファイルサーバを利用しているため」で45.4%、3位は「データ消失のリスクがある」で36.8%、4位は「管理者がいない」で26.5%、5位は「運用コストが高い」で13.0%、6位は「導入コストが高い」で10.8%、7位は「データ量が少ない」で6.5%と続き、情報流出や情報消失リスクを懸念する意見が多いことが分かった。

 フリーコメントには、「グループ規定で禁止されているため」「会社のレギュレーションのため」といったセキュリティポリシーなどのルールに基づく規制がかかっているという声が多く寄せられた。その他、「親会社の仮想環境にてストレージを利用しているので必要がない」「システムを全てアウトソーシングしている」といった自社の管轄外であるという声や、「新しい技術を積極的に利用するための環境が整っていない。説得しても『前例が……』と消極的になる」といった企業導入の難しさを語る声も見受けられた。

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