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セキュリティ対策と外部委託(MSS)の対応状況(2015年)IT担当者300人に聞きました(3/5 ページ)

320人を対象に「セキュリティ対策と外部委託」に関する調査を実施。セキュリティ担当者が不足している状況などが明らかになった。

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MSS、いまだ5割に認知されておらず、導入率はわずか5%にとどまる

 続いて、情報セキュリティに関わる運用や保守などを外部委託できるマネージドセキュリティサービス(MSS)の認知状況について尋ねた。その結果、「知らない」が49.0%で最も多く、「名前を聞いたことがある」が31.6%、「内容は知っている」が17.1%、「詳細を説明できる」が2.3%と続き、約半数がMSSを認知していない状況が明らかとなった(図2-1)。

 また、MSSの導入状況について聞いたところ、「既に導入(委託)済みである(追加・変更の検討なし)」が5.0%、「既に導入(委託)済みである(追加・変更の検討あり)」が0.6%、「導入を検討している」が4.1%、「必要性を感じるが導入時期は未定」が28.4%、「導入の必要性を感じない」が61.9%となり、まとめると「導入済み」が5.6%に対し、「未導入」が94.4%という結果となった(図2-2)。MSSは認知度も約5割とやや低いが、導入率は5.6%とさらに低く、市場への浸透はまだまだこれからという状況が明らかとなった。

MSSの認知状況/MSSの導入状況
図2 MSSの認知状況/MSSの導入状況

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