検索
特集

クラウドサービスの利用状況(2015年)IT担当者300人に聞きました(2/5 ページ)

315人を対象に「クラウドサービスの利用状況」を調査した。最も利用されるサービスや導入推進する部署などの実態が明らかになった。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

選定基準は「月額費用」がトップ、「グローバルで活用できるか」もポイントに

 次に、クラウドサービスを利用中の企業に「クラウドサービスを選定する上で重要なポイント」を聞いた。その結果、1位が「月額費用」で75.4%、2位が「サービスの安定性・継続性(可用性)」で71.6%、3位が「セキュリティの堅牢(けんろう)性」で64.2%、4位が「運用負荷が小さい」で44.8%、5位が「サポート体制」で33.6%と続いた(図2)。

 前述の通り、「経費削減」に魅力を感じる人が多く、コストに関する項目が1番の選定基準となっているようだ。一方、「日本製のサービスであること」は最下位で7.5%にとどまった。

 従来オンプレミスのシステムでは導入後の改修や保守のために国内ベンダーやSIerの製品が好まれる傾向にあったが、クラウドサービスではあまり重要視されないようだ。逆にフリーコメントからは、「サポート体制も含めグローバルで利用可能であること」といった意見が複数挙がっており、今後企業導入のシステムやサービスはグローバルで活用できるか否かが要件の1つとなりそうだ。

クラウドサービスを選定する上で重要なポイント
図2 クラウドサービスを選定する上で重要なポイント

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る