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実際にやってみた、ソフトウェアによる「上書きデータ消去」実証レポートIT導入完全ガイド(2/7 ページ)

データ消去の中でも、ソフトウェアによる上書きデータ消去が一般的だ。具体的には何をするのか。女性編集部員の個人所有PCのデータを消去してみた。

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上書きデータ消去を実施してみた

 まずOSが立ち上がっている状態で、データ消去ソフトウェアのCDを挿入したところ、まったく反応しなかった。思い悩んでいると「Windowsが立ち上がる前にBIOS画面からCDブートさせてください」という事前説明をすっかり失念してしまっていたことに思い至る。

 そこでCDを挿入した状態で電源を落とし、BIOSが立ち上がる際にF12を押下し、CDからブートするように選択。ちなみにBIOS起動時間が短いせいか、すぐにWindowsの起動画面に遷移してしまい、何度もやり直すはめに。

CD挿入再起動画面 (左)図4 CD挿入(右)図5 再起動画面
BIOS起動画面タイミング良くF12を押す (左)図6 BIOS起動画面(右)図7 タイミング良くF12を押す
CDドライブからのブートを選択
図8 CDドライブからのブートを選択

 何度目かのトライでようやくCDからのブートに成功すると、データ消去ソフトウェアが立ち上がり、その後すぐにCDドライブが開いた。実は、このソフトウェアが格納されたCDにはLinuxOSがバンドルされており、CDブートした時点でメモリ上にLinuxが展開し、その上でデータ消去ソフトウェアが起動するような仕掛けとなっている。つまり、メモリ上でソフトウェアが展開し終わったため、CDが自動的に排出されたというわけだ。

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