調査リポート
「Webブラウザ」シェア(2015年10月):シェア情報アーカイブ
2015年10月時点でWebブラウザ利用状況を調査したところ、IEが圧倒的な占有率を獲得。Chrome、Firefox、Edgeの占有率は?
アイ・ティ・アールは、2015年10月時点で、国内企業におけるWebブラウザの利用状況の調査を行った。
調査方法は同社の独自パネルを対象としたインターネット調査で、国内企業に正社員として勤務していて、業務でPCやタブレットを利用している個人を対象に行われた。今回の調査では、企業の標準製品または指定製品ではなく、回答者が実際の業務で主に利用している製品を問うた。
選択率を見ると、1位はMicrosoft Internet Explorer(IE)11で29.6%、2位はIE 10で21.2%、3位はIE 8で16.5%、4位はIE 9で11.8%であった。国内でもIE以外の製品の利用が拡大しているという情報や調査データ、記事なども目にするものの、今回の調査結果では、Google Chrome、Firefoxなどは、少数にとどまった。
IEに関して、Microsoftは2014年8月にサポートポリシーの変更を発表し、2016年1月12日以降は各Windowsのバージョンで最新版以外のサポートを行わないとし、Windows VistaではIE 9、Windows 7以降ではIE 11を利用しなければ、セキュリティパッチが入手できなくなる。このことから、今後IE 11の割合が急速に増加すると予想されている。
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