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「国内PC」シェア(2015年上半期)シェア情報アーカイブ

2015年第4四半期は、前年同期比16.4%減の245万台だった同市場。シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2015年第4四半期(10〜12月)の国内クライアントPCの出荷台数は、前年同期比16.4%減の245万台、この内ビジネス市場は同比18.7%減の133万台、家庭市場は同比13.5%減の112万台で、前四半期(7〜9月)に続きともに2桁のマイナス成長であった。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位は前期比2.6ポイント減の26.9%、2位は前期同様17.1%。3位は前期比0.1ポイント減の12.3%。4位は同比2.0ポイント増の11.2%で、前期から順位を1つ上げた。5位は前期比1.2ポイント減の10.3%であった。

 2015年通年の出荷台数は、前年比31.4%減の1055万台となった。この内、ビジネス市場が同比35.5%減の606万台、家庭市場が同比25.2%減の449万台となった。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位が前年比同様26.3%、2位は前年比2.1ポイント減の16.7%、3位は同比0.1ポイント増の12.3%で、上位3社は第4四半期の順位と同様の顔ぶれであった。4位は10.9%で、同比0.2ポイント増で順位を1つ上げた。5位は10.1%であった。上位5社の合計出荷台数は前年比7割となった。

 IDC Japanでは、SSDの普及により故障が低減し、CPUの性能が向上しているにもかかわらずPCの出荷台数は減少傾向が続き、PCを買い替える意識が薄らいでいるとしている。また、PCの進化にアプリケーションの進化がついていけてないことが根本的な要因と分析している。

「国内PC」シェア(2015年上半期)
(出典:IDC Japan)

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