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新時代のデジタルワークプレイスを創る情報共有の在り方は?すご腕アナリスト市場予測(3/4 ページ)

デジタルワークプレイスを実践する上で欠かせないエンゲージメントの重要性と、これからの時代に必要な情報共有の在り方とは?

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ビジネス用途のチャットツールやSNSにはどんなものがあるか

 では、ここでどのようなツールが利用されているのかを俯瞰しておこう。コンシューマー系サービスとして普及しているチャットツールのユーザーは、日本でよく使われているものでは「LINE」が5億人、「Facebook Messenger」が6億人(アクティブ)、「Skype」が3億人。日本ではそう有名ではないが「WeChat」が11億人、「QQ」が10億人、「WhatsApp」が9億人と、途方もない規模に上っている。

 そこまでのユーザー数はないが、メッセージングアプリとしてチャットワークは8万社の規模で普及し、「co-meeting」「InCircle」「Talknote」「Typetalk」「direct」「Spark」「Slack」「Cotap」などが主に企業内、企業間のビジネス利用に使われている。またWebサイト内で訪問者をナビゲートするブラウザ上のWebチャットも盛んに使われている。

 なおSNSではFacebook Messengerの他に「Evernote」の「Work Chat」、マイクロソフト「Yammer」の「Yammer Now」のように、チャット機能が追加されるのが1つのトレンドになっている。また、ビジネス系のチャットツールはAPIの提供やボット機能などの新しいアプリケーションの世界にチャレンジしているのが特徴だ。この全体のイメージを図2に示す。

最近のビジネスチャットのトレンド
図1 最近のビジネスチャットのトレンド(出典:ガートナー)

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