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「携帯電話」シェア(2015年)シェア情報アーカイブ

2015年通年は前年比5.9%減だった国内携帯電話市場。41.9%で首位を維持するApple。シェア情報を紹介。

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 IDC Japanの調べによれば、2015年通年の携帯電話出荷台数(スマートフォンと従来型携帯電話の合計)は、前年比5.9%減の3442万台となった。2015年第4四半期は、前年同期比15.7%減の1046万台であった。従来型携帯電話の落ち込みを、スマートフォンの増加分が補完できない傾向が続いている。

 通年のベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーが41.9%で首位を維持、2位はスマートフォンと従来型携帯電話を安定的に供給して12.7%、3位はスマートフォン端末に特化し11.5%、4位は10.8%、5位は9.1%であった。前年から順位に変動はなかった。

 第4四半期の占有率を見ると、1位のベンダーは43.5%で、首位ながら前年同期比20.8%減と大きく落ち込んだ。2位は13.4%で通年3位のベンダーがランクイン。3位は通年2位のベンダーで12.5%であった。以降、4位、5位が9.9%、8.9%と続いている。

 大手通信事業者の2015年度第3四半期決算を見ると、各社とも2〜8%の増収、11〜18%の増益である。この要因として、契約者向け動画などのコンテンツサービスが伸び、利用単価が上昇していることが挙げられている。また、2015年2月に始まった“携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース”を見越して、販売経費の削減を行なった効果が出てきたことも背景にあると分析している。

「携帯電話」シェア(2015年)
(出典:IDC Japan)

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