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旅行代理店を襲ったマルウェア「PlugX」の手法と対策:セキュリティ最初の一歩(2/3 ページ)
止まらない標的型攻撃。専門家は「『メールを読む、Webを見る』といった行為は、治安が悪い地域を大金をもって歩くことに等しい」と警鐘を鳴らす。
PlugXをデモンストレーション
PlugXは、ユーザーインタフェースが中国語であることからセキュリティの専門家は「中国製」である可能性が高いとみています。また、攻撃元となるC&C(コマント&コントロール)サーバは日本国内のサーバが悪用されているケースもあるものの、元をたどると中国に行きつくともいいます。このように「中国において大規模攻撃を組織的に展開できること」から国家的な関与があるのではないかと本城氏は予想します。
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