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「PC」シェア(2016年第2四半期)シェア情報アーカイブ

2016年第2四半期は、前年同期比1.2%減だったPC市場。ビジネス市場が10.7%増の中、24.2%もの占有率を獲得したベンダーとは?

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 IDC Japanの調べによれば、2016年第2四半期(4〜6月)の国内クライアントPC出荷台数は前年同期比1.2%減の250万台で、そのうちビジネス市場が前年同期比10.7%増の145万台、家庭市場が同比14.1%減の104万台であった。ビジネス市場の2桁成長が寄与し、前年同期並みの出荷台数に戻ってきた。

 ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位のベンダーがビジネス市場で前年同期比15.6%増、全体で3.2%減の24.2%、2位は同比21.0%増、全体で1.6%増の14.8%、3位が同比13.8%増、全体で29.5%増の13.8%、4位が同比10.1%増、全体でも10.1%増の12.8%、5位が同比10.4%増、全体では5.8%減の11.0%であった。

 上位5社のうちビジネス市場・家庭市場ともにプラス成長を遂げたのは3位と4位のベンダーのみであった。5位のベンダーは前期(2016年第1四半期[1〜3月])の3位から順位を2つ落とした。

 ビジネス市場が今期好調だった要因として、10月31日で販売終了予定のWindows 7搭載PCの一時的な買い込みが挙げられているが、これは一時的なもので、企業の需要は2015年並みになるとみられる。家庭市場は低迷が続くと分析される。

「PC」シェア(2016年度)
(出典:IDC Japan)

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