コラボレーションツールと連携させると便利な4つのツール:そこが知りたい!コラボレーションツール
時間や場所を問わない協業を可能とし、リアルタイムのコミュニケーションを実現するコラボレーションツール。連携させることで、さらに力を発揮できるツールやシステムを紹介する。
時間や場所を問わない協業や連携を可能とし、リアルタイムのコミュニケーションを実現するコラボレーションツールは日々進化しており、導入する企業も増え続けています。
今回はコラボレーションツールと合わせて利用することで、双方がさらに力を発揮できるツールやシステムを幾つか紹介します。
コラボレーションツールの範囲は広く、含まれる製品は多岐にわたるため、例えば「オンラインストレージ」のように同ツールの一部と見なされる場合のあるツールも含まれています。
プロジェクト管理ツール
チームで仕事を進行していく上で重要なのが、チームメンバーおよびチーム全体のスケジュール管理です。プロジェクトごとにタスクやスケジュールが一元管理でき、メンバー全員が共有できるプロジェクト管理ツールを、リアルタイムのコミュニケーションが可能なコラボレーションツールと連携すれば、仕事をさらに効率よく、計画通りに進められるようになります。
デスクトップ仮想化
デスクトップ仮想化は、クライアントPCのデスクトップ環境をサーバ上で稼働させる仕組みです。デスクトップ仮想化を利用すると、クライアントPCの環境を別のPCやタブレット端末に映し出すことができます。
これをコラボレーションツールと組み合わせれば、例えば出張先にいる社員が出社しなくても会社のデスクトップに安全にリモート接続し、手元で確認しつつ他の社員とチャットやビデオ通話で意見を交換するといったことが可能になります。
オンラインストレージ
ファイルやドキュメントなどの保存だけでなく共有、また製品によってはスペース共有による共同作業も可能な企業向けオンラインストレージは、前述したようにコラボレーションツールに分類される場合もあります。
チャットツールやビデオ会議などのコミュニケーションツールと連携すれば、共有しているファイルをリアルタイムに確認することができます。
CRM、SFA
CRM(顧客関係管理)システムおよびSFA(セールス・フォース・オートメーション=営業支援)をコラボレーションツールと連携すれば、例えば営業担当者がSFAに登録したスケジュールがコラボレーションツールに同期され、全社で共有可能になるなど、情報共有が簡単に行えるようになります。
また時間や場所を問わない情報共有と協業を実現するコラボレーションツールは、社員同士の連携や営業力強化を後押しします。
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