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統合運用管理ツールの導入状況(2016年)/前編:IT担当者300人に聞きました(2/3 ページ)
キーマンズネット会員271人を対象にアンケート調査を実施した。統合運用管理ツールにまつわる悩みや課題が明らかになった。
導入時期は2015年度中までが90%
次に、「現在の『統合運用管理ツール』の導入状況」を聞いた。
「導入済み」が追加・リプレースの有無を合わせて27.3%」「新規で導入を検討している」が1.5%、「必要性を感じているが、導入時期は未定」が29.5%、「必要性を感じない」が41.7%となり、順位・割合とも2014年調査時の結果と比べ、ほとんど変化が見られない(図2)。
そこで、「導入済み」とした回答者に「統合運用管理ツール」を導入した時期はいつかも聞いてみたところ、「2015年3月以前」が85.5%と圧倒的に多く、「2015年4月〜2016年3月」は4.3%、「2016年4月以降」は10.1%だった。つまり、2014年度中までに導入済みが85%以上、2015年度中までを含めると約90%ということになり、2016年度に入ってからの導入は約10%にとどまっている。「新規で導入を検討している」が1.5%、「必要性を感じない」が41.7%であることを考えると、今後の導入率の伸びは鈍化しそうだ。
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