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「国内携帯電話」シェア(2016年第2四半期)シェア情報アーカイブ

2016年第2四半期は、前年同期比2.5%減だった同市場。市場は減少傾向の中、前年同期比28.8%増の1位ベンダーとは? シェア情報を紹介する。

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 IDC Japanの調べによれば、2016年第2四半期(4〜6月)の国内携帯電話出荷台数は、スマートフォンと従来型携帯電話の合計で前年同期比2.5%減の705万台となり、5四半期連続のマイナス成長となった。しかしマイナス幅は前四半期の同比12.1%減から改善され、出荷台数は2015年同期とほぼ同じ水準まで回復した。

 ベンダー別の市場占有率を見ると、1位のベンダーはスマートフォン306万台を出荷して前年同期比28.8%増のプラス成長となり、シェア43.4%を獲得した。第2位のベンダーは大手キャリア3社に製品シリーズを提供し13.9%。続いて、3位が12.3%、4位は9.4%で、5位が8.5%となる。

 当該市場は成熟期を迎えたが、拡張現実(AR)とLBC(Location-Based Computing)の機能が組み込まれたアプリケーションが発表されるなど、スマートフォンのアプリケーション市場は今後大きな進展が期待できるという。

 今後、音声認識や人工知能、IoT(Internet of Things)などさまざまな機能が組み込まれたモバイルアプリケーションが登場し、ライフスタイルにデジタルトランスフォーメーションをもたらして、スマートフォンがスマートライフの中心的存在になると予測される。

「国内携帯電話」シェア(2016年度)
(出典:IDC Japan)

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