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業務で使う「タブレット」の活用法、リプレースの落とし穴:IT導入完全ガイド(3/4 ページ)
タニタが社員の端末をノートPCからSurface Pro 3にリプレースした。そのプロセスと直面した問題は何か。業務端末リプレースのポイントや、タブレットを選ぶ際に役立つオプション製品を紹介する。
タブレットリプレースのポイント
タニタで実行されたリプレース事例から重視すべきポイントが見いだせる。
タブレット(2in1タブレット)へ移行する目的を明確に
タブレットへ移行してどう活用するかが重要。単にタブレットへ……という安易な移行は失敗へとつながる。
タブレットの機種選定は重要
PCからのリプレースを考える場合、タブレットに移行することで従来の業務が性能や使い方により遅延するような事態になることは避ける。
インフラの整備を忘れない
タブレットの利用には無線LAN通信が必要不可欠。導入を開始する前に検討しておくべき重要事項の1つだ。ほかにサーバの整備や場合によってはクラウドサービスの利用を社員に許可するなど、タブレット独特のインフラ整備が必要となる。
段階的な移行を
リプレースは段階的に実行されるべきである。そこで見つかる問題を解決することが可能となり、インフラとの兼ね合いも検証しながら確実にリプレースを進められる。
セキュリティ対策を確実に
タブレットは可搬性に富んだ端末であることから紛失や盗難もされやすくなる。そういった事態に備え、端末自体に強固な認証システムは必須。高度なワイプ機能などを搭載することが難しい場合もあるので注意したい。
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