調査リポート
「スマートフォン」シェア(2016年第3四半期):シェア情報アーカイブ
2016年第3四半期(7月〜9月)は、前年同期比18.8%増のプラス成長となった。シェア情報を紹介する。
IDC Japanの調べによれば、2016年第3四半期(7〜9月)の国内スマートフォンの出荷台数は703万台で、前年同期比18.8%増のプラス成長となった。
また、同四半期のスマートフォンと従来型携帯電話の合計は前年同期比1.4%増の767万台。5四半期続いた前年割れが終わったものの、増加幅は小さく携帯電話市場の成長は鈍化傾向にあるとしている。
ベンダー別の市場占有率(出荷台数ベース)を見ると、1位は55.3%で、出荷台数は前年同期比0.9%減であったがトップシェアを維持している。2位が12.5%、3位は11.1%で、4位が6.9%、5位が6.7%であった。
当該市場は成熟期を迎え成長に鈍化が見られるが、AR(拡張現実)デバイス、Daydream-ready端末によるVR(仮想現実)プラットフォーム、そしてウェアラブルデバイスやIoT(Internet of Things)の大量の情報を処理するハブとして、今後もスマートフォンが果たす役割は拡大こそすれ縮小することはないと予測する。
また、このようにさまざまな新機能とユーザー体験をシームレスな形で提供するスマートフォンは、デジタルトランスフォーメーション(DX)のキーデバイスとなるであろうとも述べている。
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